お茶の時間を作ろう!②(心に効く!)
うちでお茶を飲むときは「飲もうかな」と思った瞬間から、口にするまで、ヤカンに水を汲んで、火にかけて、急須にお茶の葉を入れて、お湯飲みを用意して、お湯が沸いたら注いで、葉が開くまで待って、お湯飲みについで、ふーっと冷まして、飲む・・・という過程をたどりますよね。若いときにお茶を飲むことがほとんどなかったのは、この過程がめんどくさかったからかもしれません。のどの渇きを癒すだけなら、冷蔵庫のペットボトルの飲み物をゴクゴク飲んだほうが渇きは満たされると思っていたのでしょう。
でも、お茶を入れるときの、手間をかける、時間をかけるという行為そのものに意味があるのだと最近思います。そう、言葉にすれば『心の渇きを癒す』ということでしょうか?わたしは中国茶が好きでそのセットやお茶の葉があるのですが、これが茶箪笥の奥の方で長いこと出番がないときは、心に余裕がないときのような気がします。そしてその心の余裕を生んでくれるのもまた、お茶を入れる時間なのです。怒り、悲しみ、寂しさ、戸惑い、迷いなどを感じたときはどうぞ暖かいお茶を自分の為に丁寧に入れて飲んでみてください。一日のうちのその10分が何かを切り開いてくれるかもしれません。
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コメント
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「心の渇きを癒す」って良い言葉ですね。
今日はお茶をゆっくり入れて
飲んでみます。
投稿: macrobi papa | 2005年7月 6日 (水) 15:26
macrobi papaさま
忙しい日が続いたりすると、自分のためだけに何かをすることってなかなか機会がなかったりしますよね。でも自分が元気でなければ家族も周りの人たちも元気にできないと思って自分を大切にする時間を作るようにしています。そのひとつがお茶です。ほ~っとする時間が明日への活力になりますよね。ぜひおいしい時間を過ごしてください!
投稿: ぢゅん | 2005年7月 6日 (水) 16:32