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2006年2月26日 (日)

仕事の話 『やる気の素』

2006
この写真はお手製のカリグラフィーの作品です。
先日、クライアントさんが『リーディングのお礼です』と言って、送ってくださいました。
額の言葉には『あなたに花はいりません。あなたの存在そのものが花です』という意味の英文が書かれてありました。
涙・・・。この言葉に見合う自分になりたいと思います。

仕事で行き詰るとき、何を糧にやる気を取り戻しますか?
私の仕事の場合、『テンションを保つ』というのは、どの準備よりも大切な準備になります。もちろん一人でやっている以上、事務処理の部分もあるのですが、大半は『創造』の仕事になります。心が上向きじゃないと、言葉にせよ、作品にせよ『生み出す』ということはできません。

そんなとき、思い出すのは私の目の前には『人』がいるということです。目の前の宝石だけを眺めているとデザインに行き詰ることがあります。でもそれを身につける人のこと、この作品からエネルギーを受け取る人がいるということを思うと、時間はかかっても出来上がります。

いま仕事でなんらかの行き詰まりを感じている人も、あなたの前には人がいるということを思い出してください。業種がなんであれ、扱うものが何であれ、あなたの行動によって、直接的でも、間接的でも、心揺さぶられる人がいるのだということを感じてください。そうすれば目の前の問題を乗り切るパワーになります。悩むのもエネルギーなら、行動するのもエネルギー。同じくエネルギーを使うのであれば、一歩動いてみませんか?

2006年2月24日 (金)

免疫力UPクッキング③『ふくが来るフグ』

2006
昨夜、ふぐがわが家に届きました!
お義母さんのところへ来たお歳暮を横取りしてしまいました(笑)。

下関から直送で、薬味もたれも焼きひれも全部セット。
クッキングと銘打っておきながら、クックする部分は何もなかったのですが、日本酒を温めてひれ酒だけは作ってみました。

お酒はあんまり飲めないのですが、昨日のひれ酒は香ばしいひれの香りが移っていたからか、ペロッといけてしまいました。体もホカホカだし、満足満足!昨日から寒波が来ている札幌の夜には最高でした。

フグは高蛋白、低脂肪の食材です。熱を出し、たんぱく質が壊れ過ぎてる!たんぱく質を食べなさいと言われていたわたしにはもってこいでした。ごちそうさまでした。

2006年2月21日 (火)

戻ってきました!

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札幌に戻ってきました。

福岡ではいっぱい食べて、減りすぎていた体重もなんとか40kgまで戻りました。
びっくりするほど抜けていた髪の毛も、抜けなくなったし、あきらかに元気を取り戻しています。

でも、一番の収穫は、未来を考えられるようになったことです。いつも1月になるとその年一年間の目標を立てたり、やりたいことを考えたりして、手帳に書き込むのですが、今年は2月に入っても真っ白でした。

やりたいことが見えてこない、先の自分が想像できないことは体調不良より、辛いことでした。
福岡では思いがけず、東京のクライアントさんと会うことでき、そのことも仕事への情熱を再燃させてくれるきっかけになりました。

今年の目標、ここ数年の目標、人生の目標がどんどん思い浮かび、そのためにやるべきこともひとつずつ準備できる気持ちになりました。

札幌に戻ってみると、積み上げられた雪も解け始めていて、今日は春を思わせる日差しです。雪解け間近の予感です。

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2006  
今日の朝ごはんは『いっぱいたべるんだよー』とおぼんに用意されていた『夫スペシャルご膳』でした。

山形の朝ごはんに欠かせない『だし』という刻み野菜もついていました。朝から包丁がトントンいっていたのはこの音かな?
具沢山のお味噌汁に、泊まりに来るお友達にも大評判の『夫特製オムレツ』はなんだか甘い味がしました。ごちそうさまでした。

2006年2月19日 (日)

福岡滞在日記⑥

2006
実家はマンションなのですが、ルーフバルコニーの面積がとてつもなく広い!
そこで母はイギリスガーデニング風の庭を作っているのですが、良く見ると『食べ物』が多い(笑)!

ハーブ類はもちろん、みかんや苺、グァバなどの果物系、オリーブの木からぶどうの木まであります。

今回、びっくりしたのは大根!庭のいたるところに見慣れた葉があると思ったら全部大根。『種をいろんなところに蒔いてみた』というので見てみたら、チューリップの芽の横に大根!けやきの木の根元に大根!イチジクの植木鉢に大根!

しかもこの大根、『ミニ大根』なのです。二十日大根の赤い小さなものは見たことがあったのですが、大根の形のまんま小さいのは初めて見ました。
2006

このくらい小さいのです。
名づけて『手乗り大根』!

洗って生のままかじってみたら、しっかり硬くてジュシー、辛味も甘みもしっかり感じられて、立派に大根でした。

自然はたくましいですね!

2006年2月18日 (土)

福岡滞在日記⑤

プロフェッショナル第二弾は歯医者さんです。
家族みんなで通っている歯科なのですが、わたしも帰省したときは必ず寄っています。

冬になると腕も痛みが増えるのですが、それでこまるのが歯磨きです。歯ブラシを持っても、口に届くまで腕を曲げることが出来ない日があります。そこで歯医者さんはわたしにとって欠かせない存在になるわけです。でも、最初は『うまく磨けないから汚れをとってください』なんて恥ずかしくて言えなかった(乙女でした(笑))。しかも、消炎鎮痛剤を毎日飲んでいるため、歯の痛みまで止めてしまって、最悪の状態になってやっと気づいて駆け込むようなことをしていました。

でも、ここの歯医者さんに行くようになって、『歯医者さんってこんなにも優しい場所なのか』と思い、定期的に苦なく通える場所になりました。先生はよく患者のことを覚えてくれていて、あったかい雰囲気の先生だし、助手さんの笑顔も素敵。いつも心地よい音楽が流れています。
でもわたしが一番、素晴らしいと思ったのは、待ち時間がないこと。つまり、予約の時間きっかりに始まるのです。しかも、3台ある椅子が全部埋まっていることはほとんどなく、一人ずつ対応してくれます。待っている間に、前の患者さんの『ギュイーーーン!!』っていう音を聞くことがないのです。

数々の病院に通っている私ですが、予約通り診察が始まるのがどれほどまれかということは頭にインプットされています。この歯医者さんだって、一日何十人と診るはずで少しずつ時間がずれて、大きく待たされることがおきても不思議ではないのに。それだけ、やはり先生の腕がいいということなのだと思います。

今回、びっくりしたのは、痛いところを言っていないのに、先生がそこの掃除をはじめたことでした。歯医者さんに行くと『どうされましたか?どのあたりが痛いですか?』って聞かれませんか?でもこの先生は言わなくてもわかってくれ、しかも適切な治療をしてくれます。ホームドクター歯医者さん版という感じです。
今回も心地よい時間を過ごし、すっきりした気持ちで帰りました。ありがとうございました。

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この歯医者さんの近くに、大好きな本屋さんがあります。
HPのほうで紹介させていただいているので、ご興味ある方はぜひのぞいてみてください。
http://homepage3.nifty.com/happy-drops/nikoniko/honya.htm

もうお店ごと欲しい!というくらい好みの本ばかりずらりなのです。その中で今回はわたしが敬愛してやまない岡本太郎氏の本を購入してきました。題名は『強く生きる言葉』。姪の敏子さんが書きとめた太郎氏の言葉を一ページにひとつずつ書いてある本です。

東京の青山にある岡本太郎記念館には何度も足を運び、何度も衝撃を受けました。母と青山を歩いているとき、交差点で偶然、敏子さんにもお会いし、握手してもらいました。遠くからでもわかるほど、凛としたオーラを放っている方でした。川崎市の岡本太郎美術館にも行き、涙しました。心にチョッと元気がなくなったとき、ドカーンとパワーを注ぎ込んでくれるのが、太郎氏の芸術でした。

今回もまた助けてもらった気がします。

    ~  『本職は人間だ』  ~  『逃げない。はればれと立ち向かう』 ~

各ページの中の一節です。この二言に、立ち上がり、前を見るきっかけをもらいました。

2006年2月17日 (金)

福岡滞在日記④

ここ数日、福岡で様々なプロフェッショナルに出会っています。

そのなかで靴屋さんのお話をしますね。
リウマチで足の骨が変形し始めてから、靴を探すのが一苦労です。右と左で変形の度合いが違うのでサイズも変わってきます。足首が曲がらないので、つま先を立てながら靴を履くことができません。血流の悪さから足の裏に魚の目ができ、一歩一歩歩くたびに痛みが走ります。既製の靴ではなかなか合う靴がありません。
そこで、母が福岡で採寸して木型からオリジナルシューズを作ってくれるお店をみつけてくれました。オーダーで作ってくれる靴屋さんは数あっても、母がここのお店にピンと来たのは自分だけのおしゃれな靴を作るというコンセプトではなく、『おじいちゃん、おばあちゃんや障害を持った人が歩きやすい靴を作りたい』という店主の言葉をテレビで聞いたからでした。
早速、来店。店の近くまで行き、場所がわからず電話したら、店主のお母さんがなんと迷っている場所まで迎えに来てくれました。電話で説明しても済むくらいの近い場所だったのに!そしてお店に入ると、店主が『言いにくいことも質問するかもしれないし、足の形をみせてもらうことになるけどいいですか?』と丁寧に言葉を選んで声をかけてくれました。
採寸が始まると、『指が曲がっているので少し甲を高くしたほうがいいね』、『今やせている時期なら少し余裕を持たせましょう』、『足の裏全体に体重がかかるように形を工夫して、底のクッションを多めにしようね』、『ハーフブーツは足首を固定してくれるから、痛みも減らせるかも』と次から次に、今までわたしが靴選びで悩んで悩んで辿りつけなかった理想を解決してくれる言葉が出てきました。
そして、『実は住まいは札幌です』と言ったとき、店主とおかあさんが『あらー!北海道の靴底は九州のとは違うもんねー!』と初めて苦悩?(笑)の表情をして、『ちょっと奥に聞いてくる』と工場のほうにいるお父さんに相談にいきました。すると数分もしないうちに『あった!これだって』と深い溝が掘られた北海道仕様の靴底を手にお母さんが帰ってきました。北海道の人の靴は初めてだと言いつつ、しっかりストックを持っていたお父さんのプロ意識にも感動しました。
およそ一ヶ月で木型が完成し、その後仮縫いだそうで、4月の帰省のときに合わせることにしました。外を軽やかに歩けることを想像しただけで、免疫力がアップしそうです。小さな店舗の親子三人のこの靴屋さんに出会って、本当の『生業』というのは自分の生活を成り立たせつつ、人の生き方もサポートできる仕事をいうのだなあと改めて思いました。

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2006 “ おまけ ”

これは母が作ってくれたマクロビ巻きです!
久しぶりに祖母や叔母たちと集まって、みんなで食べました。
中心にマクロビごはんがあるおかげで、穏やかで楽しい時間になりました。

2006年2月13日 (月)

福岡滞在日記③

2006 はじめて、すっぽん、食べてしまいました!

両親がなんとかわたしの元気回復のために一食でも効果がでそうな食材はないかと探した結果、『すっぽんだ!』ということになったそうです。

昨夜、そのすっぽん専門店に言ったのですが、すっぽんの内臓、活血、サラダ、からあげ、鍋、雑炊、デザートのフルコースでした。
あのグロテスクな姿からとーってもアクの強い、においのきつい食材だと思っていたのですが、まったく、間違いでした。2006
内臓のオードブルもさわやかな甘みすら感じるほど上品な味。恐がっていた活血もりんごジュースで割ってあり、さわやかな後味でした。
鍋は酒とサバ節で作ったスープにすっぽんの身だけ入っているシンプルなものでした。そのスープを一口飲んで、うなるくらいのおいしさと同時に、体の中にパワーがなだれ込んでくるような気がしました。病気の方に飲ませたいからとスープだけ買いにいらっしゃる方がいるというお店の方のお話に、『なるほど、これは元気になりそうだね』と納得の味でした。
すっぽんは約2億年、姿かたちを変えずに生きていた生命力の強い生き物だそうです。活血は血流促進で冷え性の緩和、甲羅のコラーゲンは血管を作り、肌の調子も整える効果、油の不飽和脂肪酸は血液の活性酸素を除去する効果、そして身の豊富なミネラルやたんぱく質は血液浄化や免疫力アップにと、中国では歩く漢方薬と言われているそうです。
また福岡では『がめ煮』という鶏肉や根菜を使った煮物があるのですが、その昔、川で取れたすっぽん(かめ)を使っていたことからついた名前だそうです。わたしにとってははじめての経験でしたが、ご先祖様たちには日常の味で、遠いふるさとの味なのかもしれません。

『ありがとう、ごちそうさま』としっかり命を頂いたら、なんだかすっぽんが私の中でしっかり力をくれているような気がしました。

2006年2月12日 (日)

福岡滞在日記②

2006 昨夜の夕食は福岡の冬の名物『あら鍋』でした!

『あら』とは、ハタ科の巨大魚クエのことで、福岡では冬の高級魚として食されます。
11月頃から旬になるのですが、その頃九州場所に訪れるお相撲さんたちはあら鍋を目当てにしている人が多いそうです。

わたしは大人になってから、というより、去年初めて食べました。11月、出始めの頃のあらはコラーゲンたっぷりのトロントロンする歯ざわりだという感じでした。ふぐよりも甘みがあり、『おいすぃー!(岡村君)』と叫ぶほどの強い印象でした。

2006 昨日はもうそろそろ、あらの季節が終わるという頃のものでしたが、今回は身がぎっしり引き締まって、鶏肉のように歯ごたえがありました。
これはこれで食べ応えがあり、おいしく頂きました!

昨日、もうひとつ鍋の中に入っていたおいしいもの、それは『ちぢみほうれん草』。普通のほうれん草より肉厚で甘みが強い!そしてほうれん草の独特のしびれるような渋みが感じられないのです。
火を通して、ぐっとおいしくなる素材のようで、鍋にはもってこいでした。
2006

2006年2月11日 (土)

福岡滞在日記①

2006 昨日、無事に福岡に帰りつきました。
雪のない景色がなんだか不思議です。
身を突き刺すような寒さがないことがとても助かってます。それなのに両親は『今日は寒くって~!』って言うので、これは寒いではなく、『暖かくない』と表現しますと教えてあげました(笑)。
それでも飛行機を降りたとき、きりっとした冷たい空気を吸いたいなと思ったので、やはりちょっとは札幌に慣れてきているのだなと思いました。

今回の帰省の第一目的は体力作りです。実はここ半年くらいで10kgほど激やせし、体重が40kgきってしまいました。冬のリウマチの痛み倍増にともなって、体力までなくなっているので、こりゃいかん立て直そうということで、『強化合宿』です(笑)。
目標は『きちんと食べること』と『筋肉をつけること』。箸を口まで運ぶのに腕や首に痛みが走るので、二~三口食べたところでゲンナリなってしまっていました。また雪道を踏みしめて歩く力がないため家の中だけで動き、どんどん筋肉が落ちてしまいました。その辺を改善できればいいなと思っています。
そして今日の朝ごはん。完食です!実家の朝ごはんは『お!食べたい』という思いを掻き立ててくれるものですね。大好きな高菜のお漬物、明太子、ゴマも海苔もたっぷり~、あーおいしかったあ。

2006年2月 9日 (木)

さっぽろ雪まつり

2006 せっかくなので雪まつりに行ってきました。
今年は夜のライトアップに挑戦!
それはそれはきれいでした。

写真は氷で出来たオーストラリアのロイヤル・エキシビジョン・ビルです。
夫が初日に撮ってきてくれた写真の中から一番好きなものを選んで、そこを目指してタクシー横付けで行ってきました。
なぜなら、さっっぶいからです。
結局、タクシーを降りたところで寒さで体が動かなくなり、遠くから眺めて帰ってきました。
(写真がぼやけているのは遠くから夫が携帯のズームで撮ってくれたからでした)
でも、寒さに強い方なら絶対、夜がオススメです。幻想的な世界が広がっています。
2006
お昼の会場は感じはこんな感じだそうです。
2006 2006 2006

去年はヨン様が目立ちましたが、今年はあいちゃんでした!

マクロビ日記⑲『アコルトのパン』

2006 マクロ美風さんのブログでご紹介されていた『アコルト』さんに早速、注文してみました。

明日から福岡に帰り、今年のバレンタインデーはバラバラですごすことになるので、早めのバレンタインデーをしようと思っていたのですが、日頃食べないチョコレートをわざわざ買うこともないよな~、さて何にしよう、と思っていたところ、アコルトさんにバレンタインセットがあることが判明!即、注文となったのでした。
きてみてびっくり!これはパン?クッキー?ケーキ?とひとつひとつ手に取ると重い重い!開けて食べると固い固い!とても食べ応えがあるセットです。バレンタインセットということで甘ーいのを想像して一口食べ、『ん!?これは何味?』とわたしが言うと、夫は『ナチュラル味』と言いました(笑)。かみ締めると小麦粉の味がしました。小麦粉なんて今まで味がないものだと思っていました。
2006 箱の中におまけのパンがひとつ入っていたので手に取ると重い重い(二回目)!早速、丸かじり!と思ったのですが文字通り歯が立たなかったので、半分に切って食べました。このすっぱい味、これが天然酵母なんだなあーと、軽いカルチャーショックを受けました。食べ終わって、これは薄く切ってサンドイッチにしたり、オリーブオイルをつけて食べると絶品だろうなと思ったら、そのとおりのことがパンフレットに書いてありました(パンフレットを先に読みましょうね!)。

でもアコルトさんの品物が届いて一番衝撃を受けたのは、同封されていた『和音』という名前の通信誌を読んだときでした。社長の松尾さんのマクロビ体験が書かれてあったのです。今回は『排毒』の話。その内容がまさにわたしの探していた答えだったのです。ご興味ある方は松尾さんのブログをみてみてください。
今の時期に松尾さんの文章に出会えたことはとてもラッキーなことでした。きっかけをくださったマクロ美風さんにもこの場を借りてお礼を申し上げます!ありがとうございました!

2006年2月 8日 (水)

体調不良から学ぼう(魂に効く!)

昨年の12月8日に義父が亡くなり、今年の年末年始は義母を一人には出来ないと、わたしたち夫婦と夫の妹家族でできるだけさみしくないようにしようとしていました。それなのに行ったはいいが、わたしは次の日から熱が出始め、夕食の団らんもままならない状態。そしてみんながそれぞれ帰っていったあとは義母にひたすら看病させるはめになってしまいました。
お布団の中でずっと、『おとうさん、なんで今なの?今じゃなきゃいけなかった?』と亡くなった義父に、なかば八つ当たりのように話しかけていました。一時は精神状態もこれ以上ないくらい落ち込みました。けれど入院して徐々に熱の感覚もあき、あきらかに回復の兆しが見え始めた頃、次の予定の話になりました。正月空けて8日に札幌に帰る予定だったのが、退院の日がすでに14日、一週間後の22日は義父の四十九日の法事があります。もうこのまま山形に残って静養しながら、法事済ませて帰るね、なんて義母と話した夜、ふっと思いだしました。
亡くなった方は四十九日までは下界にいて家族を見守り、四十九日過ぎて天国に行くのだということを。『!!!、おとうさん、そういうこと!?』とわたしは夜中、思わずベッドから身を起こしました。
わたしは自分の体のことで何度も大きな壁に当たってきました。その都度、みんなのおかげで乗り越えてきたからいいとは思うものの、やはりそれなりに辛く厳しい思いをしました。そして今回のこともその一つです。『あと何回こんなことがあるんだろう』と思ったとき、わたしの人生での辛く厳しい出来事のひとつを、今回義父が守ってくれたのではないかと思ったのです。だから『今』、まだ義父が下界にいる間に今回のことが起きたのではないかと思ったのです。
これは完全な思い込みかもしれません。なにか理由が欲しくてこじつけているかもしれません。でも、この考えにたどり着いた日から40度の熱がでなくなりました。だからわたしは信じています。肉体の死というものを軽々と乗り越えて守ってくれた義父を見習って、わたしもしっかり生き抜きたいと、そしてだれかに力を与える存在になりたいと心から思いました。

2006年2月 6日 (月)

体調不良から学ぼう(心に効く!)

私の人生で福岡、東京、仙台、札幌と過ごしてきましたが、そのどの土地でもわたしは入院の経験があります。3日間のときもあれば、一ヶ月のときもあり、なんだか行く先々で入院しているような感じです。でも夫の実家の山形でだけはそんなことはないだろうと思っていたら、今年の初め、ついに入院する事態になってしまいました。
最初は『どうして!?』と思いながら病院のベッドで過ごしていましたが、ちょっと熱が下がった日のお昼、窓の外を見るとそこに温泉旅館が見えました。その旅館は7年前、私たちが結婚披露宴を行った旅館でした。『あれから7年か~』感慨にふけっていると、義母が面会に来てくれて、『これ、書いたからよ~看護婦さんに渡しといて~』と入院承諾書を持ってきてくれました。そこには身元引受人の欄に義母の名前が、そして連帯保証人の欄に義父の友人の名前が書いてありました。しかも本人との関係の欄には『友人』と書かれてありました。福岡育ちの私にとって7年前は見ず知らずの土地だった山形で、いま身元引受人も連帯保証人も瞬時になってくれる人がいる、そのことが改めてありがたく思いました。
義母はお店の合間をぬって毎日面会にきてくれました。そのたびソファに座って、義父の話をしたり、じっちゃんばっちゃんの昔の話をしたり、ゆっくりした時間が持てました。今まで大人の付き合いだった義母と『親子』になるきっかけの時間でした。また『友人』と書いてくれた方の奥様も毎日、一品手作り料理を持って面会に来てくれ、そのおいしい郷土料理のおかげで体力の回復も早くなったのでした。
義父がなくなってわたしが山形でやるべきことを見失いそうな気持ちだったとき、『あなたの周りにはまだまだいっぱいいるよ』といわれたような気がしました。
どうして山形での入院だったのか、それは夫の故郷を自分の故郷として見直すためだったのだと思います。

2006年2月 2日 (木)

体調不良から学ぼう!(体に効く!)

大晦日から少しずつ出ていた熱が40度になったとき、さすがに尋常じゃないなとは思ったんですが、義母が病院に行こうというのを『まだ大丈夫』と言っていたのは、我慢強いからでもなんでもなく、病院に行くのが芯からいやだったからです。
今まで痛みに耐えて薬を減らしてきたのに、またここでヘンな薬を大量に入れられたらたまったもんじゃない!との思いが強かったのです。それでもさすがに40度×4日の状態に恐怖心が起きてきました。『ほんとにこのまま熱がさがらなかったら、衰弱もピークだ』そう思った日の朝、鏡を見ると顔が2倍に!!さすがにその様子を見て、義母も『もう病院行こう!』とお店を早くしめて連れて行ってくれました。
医師は見るなり、『おたふく風邪だなあ~、かわいそうに~(山形弁)』と一言。『おたふくってこの年で!?』と思いながら、病名がついたことにホッとしました。しかし、ここからいつものように薬を使う使わないという医者との戦いが始まる・・・と思いきや、『おたふくはね~、薬ないんだわあ~』『え!?』『栄養と睡眠でおさまるまで待つしかないんだあ~』『!!!(ブラボー!)』
そうなんです、おたふく風邪には特効薬がなく、自力で治す病気だったんです。子どものうちにかかれば二日くらいで熱は下がるそうですが、わたしの場合、結局8日間、一日2回の40度の熱に耐えることになりました。でも、これだけの非常時に結局、薬は増やさずに済みました。
薬を減らすためにやってきたいろんな努力が台無しにならずにすんだ!いや、むしろ自然治癒力が頼みの綱なら、これまでの努力が試されるときだ。そう気づいたとたん、熱も耐えるものではなく、乗り越えるものになりました。
体調不良がおたふくだった理由、それは薬を減らし、自然治癒力を高める生き方への『OK!』サインだったのです。

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