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2006年12月 8日 (金)

ありがとう

去年の今日、義父が旅立ちました。
この一年、早かった。心の整理などつかないまま、矢のように過ぎていきました。
自分の身にもいろんなことがおき、心も体も走りっぱなしだったように思います。

義父のことを考えると涙が出てくる日が何ヶ月も続きました。
それは寂しさだったり、後悔だったり、悔しさだったり、いろんな気持ちでした。
声に出して問いかけたこともありました。
答えが返ってこないことに余計に寂しくなったりもしました。

それでもゆっくりゆっくり心に変化が現れました。
義父と出逢った喜びを感じる瞬間をいくつも思い出したのです。
戦争時代の話をして二人で涙を流したこと、病気の話で共感したこと、
思い出の川が工事で壊されたことを涙ながらに話したのを静かに聞いてくれたこと。
なんでもない日常でご飯をおいしいって言ってくれたこと。
義父と過ごした時間は紛れもなく私に力を与えてくれていると思いました。

そしてわたしが聞いた義父の最後の言葉は『ありがとう』でした。
この言葉はわたしだけに伝えられたものではないと、一年経ったいま、思っています。
義母をはじめとする家族、親戚、そして義父が人生の中で出会ってきた多くの友人、また旧家の長男に生まれた、そして病気を宿したその運命、義父の人生全てに対する想いがあの『ありがとう』だったのだと思っています。

わたしはその『ありがとう』を受け継いだ、そしてそれを手渡していくことがわたしの今後の使命のひとつなのだと感じています。
義父が亡くなったとき、『まだ足りない』という想いが一番強かったんです。まだ話したい、まだ聞いてみたいことがいっぱいあると。だから義父は寂しさだけをわたしに残していったと思っていました。

でも一年経った今、義父が残してくれた多くのものに気づき始め、それがわたしの力になってくれています。
だからいま、わたしから伝えたい。
お父さん、ありがとう。
そしてお父さんから受け取った『ありがとう』はきっと伝えていきます、見ててね。

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コメント

ぢゅんさん、多分言葉が足りないのですが。。。
うまく伝えられない自分がもどかしいです。
この記事こそ、「ありがとう」のひとつです。
ぢゅんさん、ありがとうございます。
これからのぢゅんさん、目が離せませんね!!

ありがとう◎

私からも

Serena_fionaさん、こちらこそありがとうございます!
ありがとうを伝え合える関係っていいですね。
札幌でそんな方たちにめぐり合えたのは大きな喜びです。
私にとっては未知の土地だったのにいまではすっかり『友のいる土地』になりました。
Serena_fionaさん、ありがとうございます!

haribijinさん

心からありがとう!!です。

ぢゅんさん、お気持ちわかります。
私も父が亡くなったとき、まだ足りない!と思うことがたくさんありました。話したりない、すごしたりない。。。
でも、落ち着いて考えてみると、なくなる前数ヶ月は父と何時間も電話で話して笑ったり、そのまえ数年は何度も実家に帰って二人だけで一緒にいてずっとお話していたんです。きっとその時間は一生分だったんでしょうね。
父の言葉、行動は危篤になってなくなる直前まで、たっくさん私の中に刻まれました。そんな思い出が、今の私の生きる糧になっているんだろうなって思います。
ぢゅんさんの義父さんもきっと素敵な方だったんでしょうね。
今は天国から、ぢゅんちゃんがんばれ!って旗を振ってくれているでしょうね。

ぢゅんさんの気持ちに胸いっぱいです・・・
私にも届いているくらいですから、
ぢゅんさんの大切なご家族にも
絶対、絶対届いていますよ。
私もいっぱい、いっぱいありがとうです。

colorful-heartさん、ありがとうございます。
コミュニケーションの手段は肉体があるときとは違うかもしれないけど、『繋がってる』と思える瞬間はいまのほうがあるかもしれませんね。
それを感じるまでに時間はかかったけど、むしろその時間は必要だったのかなと思っています。
今後上で会ったときにいっぱいお土産話を持っていけるように、この人生をしっかり生きましょうね。

レイハネさん、ありがとうございます。

わたしは今まで『言うこと』『やること』が大事だと思っていました。でも義父が亡くなってから言いっぱなし、やりっぱなしではなく、それが『伝わること』『届くこと』につなげたいと切に思うようになりました。だからレイハネさんのお言葉、とてもうれしいです。
いっぱいいっぱいありがとうです!

ぢゅんさん

ご存知の通り、私の祖母の命日も12月です。そして、私がぢゅんさんと交流を持つようになったのは、この祖母の死がきっかけでした。あれから、もう1年です。
先日一周忌の法要がありましたが、東京で仕事をしている私は参加できませんでした。年末休みを取って福岡に帰省した際に、お参りに行こうと思っています。


Mayumiさんへ

そうですね、一年、過ぎたんですよね。
お互いに色んな思いが行ったり来たりした一年でしたね。
でもこの深く思う時間はいまこの時期でよかったと私は思っています。わたしも義父の一周忌は行けませんでした。それを目指して回復を願っていたんですが間に合いませんでした。でもそれも『我慢とはなにか』を教わることだったように思います。
年末のお参りでいっぱい報告できるといいですね。

ほんとうの親子でも残酷なことが
おきている時代・・・

義理のお父様とぢゅんさんの
心のあたたかさが、その交流が胸にしみました。

自分も、もっと人と
心を通わせられる人間になりたい、
正直、そんなことも思いました。

モモタロウさん

わたしは結婚してから、人の縁は目に見えるものに頼るものではないんだなと実感しました。
思うように体が動かないいま、会える会えないということを超えて、心を寄せてくださるみなさんの存在を感謝できるのは、義父との絆があったからだと思います。

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