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2008年7月14日 (月)

マクロビオティック精神

東京二日目、“尾形先生のお話会”に参加してきました。
尾形先生とは去年、札幌でお会いして以来、ほぼ一年ぶりでした。
札幌のときはまだ3~4時間、教室で過ごすという体力が無く、授業に参加することは叶ないませんでした。
それからわたしは“いつか尾形先生の授業を聞いてみたい”というのがひとつの目標になっていました。一年かかりましたが、今回はしっかり最初から最後まで授業に参加することができました。

尾形先生のお話の中で今回一番心に残ったお話。
あるとき桜沢先生がお弟子さんのお一人に『宇宙の真理を知ったら君はどうする?』と質問されたそうです。お弟子さんは『そんな真理が知れるのなら死んでもいいです』と答えたそうです。
そしたら、桜沢先生は烈火のごとく怒り、『自分だけ知ればそれでいいのか!世の中に伝えていくことが命をかけてやるべきことだろう!』と言われたそうです。

マクロビオティックってなんだろう・・・。
私の中でいまもずーっと考え続けている課題です。
でもそのひとつの答えがこのお話にありました。

自分を健康にすること、家族を健康にすること、目に見える幸せだけを追い求めているうちはマクロビオティックではないと。
自分が健康にたどり着いたのであれば、それを人の健康に役立てる、人だけではなく環境の健康、地球の健康にもっていく、そして宇宙の秩序にしたがっって生きていく、これがマクロビオティックの精神なのだなと。

マクロビオティックは“やる”ことじゃなく、よりよく生きようとしたらマクロビオティックに“つながる”ものなのだと改めて思いました。
桜沢先生のその精神を、目指していたことを、しっかりと教えて頂いた授業でした。

今月末、秋田でマクロビオティックの名のもとに集まる会があります。
この会では、自分の悩みを解決するだけに留まらず、思いを共有し、分かち合う、思いやりあふれた会にできるといいなと思っています。
参加者の皆さん、お会いできるのを楽しみにしています!

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