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2008年11月 7日 (金)

“ひと”に込められた想い

今日は鍼灸院に行って来ました。
午後の予約だったのでタクシーに乗って一人でお出かけ。
車の乗り降りはできていたし、行った先は治療のプロだし、勇気を出してGO!
無事帰還しました!
いや、むしろ楽しかった
またひとつ大きく前進です。

施術が始まると先生が「髙宮さん、“ほつまつたえ”って知ってる?」と。
な、なんですと!?その呪文のような言葉は何?とワクワクしながらたずねると、日本の歴史書だそうなんです。
それも日本書紀や古事記の前のもの。
縄文時代には立派な文化があり、言葉もしきたりも整っていたんだよという内容のものだそうです。

・天照大神は男性だった
・中国から伝わる前から日本古来の文字があった
・縄文時代は高い文化がありながら争いの形跡はなかった
などなど!

次から次に先生の口からでてくるエピソードにワクワク!
汗が出てきたのはお灸のせいだけではなかった気がします。

「髙宮さんは絶対はまると思うんだよな^^」と先生。
はい!帰ってきて早速“ほつまつたえ(えは旧字体です)”に関する本をアマゾンで購入しました。

治療が終わっても待合室で本を開きながら、はつまつたえ話。
いやあ、楽しかったです。

お話の中で一番印象に残ったのは“ひと”という言葉の成り立ちについてでした。
“ひと”はひふみよいつむななやここのとの“ひ”と“と”からとったものなんだそうです。
『ひととは一から十までそろっているもの』という意味なのだそうです。
なんだかハッとしました。
いまわたしは、あれが足りない、これができないということばかりに目がいってないか?と思ったんです。

そうじゃないんですよね。
ひとによってその1から10までの素材は違うかも知れない。
ある人は身体能力、ある人は芸術センス、ある人は強い精神、ある人は笑顔・・・。
持っているものが違うだけで、「足りない」ということではないのですよね。

ちゃんと持っている、ちゃんと備わっている。
それに気づかなきゃ、感謝しなきゃ、と思いました。
“ひと”であることに誇りを持って、自分にあるものを磨いていきたいと思います。

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コメント

おもしろそうな先生ですねぇ・・・てか腰痛でよいお医者さんを探しているマイダーリンとなんだか話があいそうなw 紹介してみようかなぁ。
もしかしてぢゅん、星野之宣のコミックとか好きですか?

とっても良い話でした・・・ぢゅんさん、有り難うございます(^^)
ほつまつたえ という本があるのは知ってましたが、まだ買った事はありません。なにかおもしろい記事(?)がありましたら教えてくださいね〜

qroさん

そうなんですよ~、この日はなんだか歴史話で盛り上がっちゃって^^。
もちろん鍼灸の質問をしても、とてもわかりやすく説明してくださるんですよ。
よかったらご主人様にもぜひ!

星野之宣さんははじめて聞きました~^^。
ちょっと調べてみようかな。

fantaさん

やっぱり!fantaさんはご存知だと思っていました。
そろそろ頼んだ本が届きそうなので、楽しみにしているんです^^。

よいお話があったらご報告しますね!

鍼灸の先生は東京時代にこの学者さんと知り合って(ぎっくり腰の往診にいったそうです)、それから3年、有志たちと勉強したそうです。
鉛筆やペンでいっぱい書き込まれた本を見せていただきました。

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