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2008年12月 3日 (水)

やりきれない思い

昨日、NHKの『クローズアップ現代』を見ました。

小児脳腫瘍の医療現場の問題点を目の当たりにし、しばらく固まってしまいました。
病気の難しさだけではなく、あきらかに医療ミスと思われるような事例がやまほど出てくる現状に言葉が浮かびませんでした。

脳というデリケートな部分の手術は時間がかかるものです。
幼いお子さんにとってそれはどれだけ体にも心にも負担がかかることか。
にもかかわらず、手術後腫瘍が取りきれないどころか、綿を置き忘れるケース。
また、腫瘍の種類を見まちがい必要以上の放射線治療をほどこし、知能障害を引き起こしてしまったケース。

病気になってしまった・・・ただそのことだけでもどれだけ辛い思いをしてきたかわからないのに、希望を求める治療にまで不信感や裏切りともいえる仕打ちを受ける親御さんの気持ちを思うと、怒りがおさまりません。

わたしは病名こそ違うけど、4年前、ある病院で首の手術を勧められました。
「一週間以内に精密検査を。すぐ大きな病院で手術準備を。」という切羽詰った医者の言い方にただ泣き崩れるしかありませんでした。
家に帰ってネットで手術の詳細や患者さんの声を探すと、成功と失敗が50%ずつ、失敗したら半身不随で一生寝たきり、頭蓋骨に棒を通し固定しながら首の手術をするという過酷なものでした。
手術の写真にも行き着いてしまい、毎晩うなされるように飛び起きては吐くほど泣きました。
そしてセカンドオピニオンを二つの病院に取りに行ったら、「手術するなんてとんでもない」という結論。なんと最初の病院がレントゲンを見誤って出した誤診だったのです。

“医者”、“病院”という言葉には大きな威圧感があります。
それと同時に大きな期待もあるのです。
だからこそ、正しい治療、正しい説明、正しいシステムが整った場所であってほしい。

小児脳腫瘍は多角的な方向からお子さんを見ていく必要がある病です。
最初に辿りついた病院で誤った結論を出してしまうようなあやうい現状を一刻も早く脱するために、いま専門の相談機関や医療チームが必要とされています。

子ども達はわかっている気がします。
「そんなやりかたじゃだめだよ」
「病じゃなくて人として見て」
「大人の都合が苦しめているんだ」
全部わかった上で、歯を食いしばり日々戦っている気がします。

まずは安心して受けられる医療の体制を、そして安心して人生を歩いていけるようなサポート作りを願ってやみません。

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コメント

私はこの番組を見ていませんが、
ここのところ読む本で通常医療行為と言われていることがどのくらい害悪で それを承知で 行われているかを知りました。90%以上の医者は抗がん剤を拒否するそうです。
そういう治療を患者にしている・・
私の兄も頸椎の手術をするかもしれなかったのです。99%大丈夫だと言われて1%の失敗を重視してやめました。
未だに小指がしびれているそうですが、それが正解だったと今は言っています。
父は手術をすすめられた回数が数えきれません。
そのたびに承諾していたら既に死んでいたかもしれないです。
医者に「手術するべきだ」と言われたらそれを拒否するのはとても恐いことです。
医者の言うことを聞かない父を見て「なんちゅうチャレンジャーな」と子供心に思っていましたが
おとなになってから
わたしも同じように 手術は避けました・・。
一方
医療現場にいると 心が麻痺して患者さんの気持ちはもとより自分たちの気持ちや体のことも感じることが出来なくなります。
先日昔の同僚が33歳で亡くなりました。
在職中に亡くなったり 入退院を繰り返したり 休職したりする職員があまりにも多いです。
なんだか頑張り過ぎがすべての原因のような気がします。社会全体が頑張り過ぎ お金をもとめてほんとうの
生きる意味を見失ってしまっているような気がする。

いい方向に変わっていくように
なにか出来るといいですね。

番組に関心を持って頂きありがとうございます。
心より・・・感謝致します。

「がん対策基本法」ができ、テレビや新聞で「がん」について語られない日はない程です。
先日は、ジャーナリストの筑紫さんもがんで亡くなり、
その勢いは止まりません。

しかし・・・
「小児がん」はなぜか置き去りにされています・・・。

今ここで苦しんでいる子供達をわすれないで下さい。

子供達は病院も治療法も何もかも・・・
自分一人では決められないのです。

病気になってしまった子供達や家族に
安心して治療を受けられる環境・体制作りが必要なのです。

一日も早く子供達に光が当たるよう・・・
声を上げ続けていきます。

fantaさん

大人ですら自分の病気に対して勇気を持って立ち向かうことは難しいことです。
医者という権威のもと勧められるものに疑いを持ち、正しいことをみつけるのは時間も心の強さも必要ですよね。

ましてお子さんの病気の場合、ケースが少なく医師により判断がまちまちな場合、なにをもって判断するべきなんでしょうね。お子さんも親御さんも、病以上の重圧が重くのしかかります。

病院というシステムを見直す時期なのかもしれませんね。
“病院(病気を作る場所)”ではなく、“健院(健康を作る場所)”にしていきたいですね。

うじゃちゃん

しっかり見ました。
患者さんと親御さんの思い、そしてそれを取材された方の思い、また何とかしようとしている現場の思いも痛いほど伝わってきました。

小さい体で治療に耐える姿を見て、がんばった分、光溢れる未来が約束される治療体制であるようにと思いました。

うじゃちゃんの声はみんなに届く声だと思うよ。

ありがとう・・・。

本当にありがとう・・・。

うじゃちゃん

わたしもいっぱいありがとう!

がんばろうね。

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