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2009年3月11日 (水)

“気”のチカラ

秋田に来て変わったこと、それは生活の仕方です。

転勤族でどこに移動してもまた数年後に移動することを考えなければいけない生活なので、心のどこかで“仮住まい”という感覚がありました。
だから家に愛着を持ったり、インテリアに凝ったりというよりは、今いけるところ、今見れるものに触れておこうという気持ちで生活していました。

でも、いま秋田で暮らしていて思うんです。
とっても充実してるな~って。
外にばっかり向いていた気持ちが、内に(家にも)向いていて、日々の暮らしが楽しいです。
家の隅々にまで“気”が満ちている感じ。
今までの生活では味わえなかった感覚でした。

健康ってこういうことなんでしょうね。
病名があるかないかではなく、自分らしく生活ができているかどうかなのだと思います。

先日、ある本を読んでから台所に立ちました。
佐藤初女さんの言葉に“素材を人と思うと・・・”という一節がありました。
その信念を心に感じながら包丁を握っていました。
「ていねいに、ていねいに、人に接するように」と。

するといつもの大根のきんぴらがとってもおいしくなりました。
味見の段階で「えっ!?」って声が出たくらい。
で、ためしにオットに何も言わずに出してみたら、「これおいしいね~、止まんない~」と言って完食していました^^。

“気”ってお料理に込めることで一番伝わりやすいのかもしれませんね。
料理に気を込める、食べた人に気が宿る、その人がいる空間に気が満ちる・・・という理想の状態を目指して、今日も過ごそうと思います。


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もう一つのブログ『ぢゅんたとゆかいな仲間たち文庫』更新しました。
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コメント

お料理の「気」ってすごくわかります。
何かでイライラしてると,お味噌汁がしょっぱいこと!
最近は外で食べると,
作った人,運んでくる人の気がはいってないと
おいしくないんですよね。
花粉症で落ち込み気味なので,すこし
わたしも「気」をつけようと思いました

北のあんずさん

こんにちは!
自分の料理で「おいしい!」って声を出すことはあまりなかったのですが、それは“気”の違いだったのだとこのとき思いました。

食べなきゃいけないから、作らなきゃいけないから、作ったものはおいしさには届きませんね。

仕事に追われていた頃は、「材料だって手間だって外食のほうがかかってるから」と外食で栄養を取るつもりでいましたが、いまはそれは栄養じゃなかったなと思います。
いまたまにする外食は「あの人のあのお料理がたべたい」からと思うのでおいしいのですよね。
基本は家の自分の“気”が入ったごはんなのだとやっとわかりました

今日は秋田、吹雪なんです!!
いただいた桜のカードを見ながら春を思って過ごしました。
ありがとうございました!

ぢゅんさん
御無沙汰をしております。
お料理に入る‘気‘で美味しさ本当に違いますよね!

>健康ってこういうことなんでしょうね。
>病名があるかないかではなく、自分らしく生活ができ>ているかどうかなのだと思います。

↑ たしかに、このコメント納得です!

ここ11年私は、自分らしく生きていない。
ちょっと辛いです。

家の隅々まで、生き生きとした気をめぐらして
生きていきたいですね

さくらさん

ご訪問ありがとうございます!

といいつつ、昨日は手抜きのカレーを作ってしまったワタシです、えへへ

さくらさん、もうすぐ春ですね。
さくらが咲く季節です。
さくらさんが咲く季節です


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