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2010年3月 2日 (火)

九州国立博物館へ!

100227_135207先週末、福岡県太宰府市にある九州国立博物館に行ってきました。

太宰府市といえば、わたしが18歳まで過ごした故郷。
いまは実家が引っ越したので、縁がなくなり、数年ぶりに訪れました。

博物館までの道のりはまさに子どもの頃“庭”のように遊び歩いていた地域。
大宰府政庁跡(都府楼跡)の前を通ると「石碑めがけてサッカーボール蹴ったな~」とか「昔の柱跡を示すプラスチックの石をみんなでガンガン踏んづけて壊そうとしたな~」とか、いま思うと罰当たりな思い出が蘇ります(笑)。

大宰府天満宮なんか、参道のお土産やさんに友達がいたし、部活で走って行っては顧問の先生に梅ヶ枝餅買ってもらったし、もう思い出の土地というより日常でした。
博物館に着くまでにかなりテンション上がってしまいました。

で、結局、はじめていった博物館はどうだったか?
素晴らしい!!
これが国立の威力か!という感じでした。
教科書で習った品々が目の前にある迫力。
本物の力ってすごいなと思いました。

ついでにいうと設備もすごい。
車椅子がなんの障害にもなりませんでした。
むしろ快適!
駐車場も入り口の真横に誘導してくれたし、手帳をみせれば入場無料だったし。
警備のみなさんの対応もさすがでした。

さて、今回の展示物でいちばん心を惹かれたのは、オットが火焔式土器、わたしが土偶。
その形を見ていて思ったのは、“想いが強い”ということ。
ただ作った、道具が必要だった、だけではなく、心の中にある情熱があふれ出したような形がそこにはありました。

今の人間のほうが技術が上のはずなのに、昔の人が作ったものにこんなに魅かれるのは、この“情熱”の違いなのかなと思いました。

自分の作り出すもの、それが家庭でも、仕事でも、料理でも、作品でも、情熱が感じられるよう作り出していきたい、そう思いました。

熱く生きよう!!

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コメント

太宰府は梅は咲いてたかな?

菅原道真は私のご先祖のルーツの一人と思われる人の先輩にあたる方(ややこしいー)だったそうで、いちおう丁重にお参りした後(笑)、梅ヶ枝餅を食べたよ・笑。

車いすで快適にみれてよかったね。対応がいいって大事だと思う。国立さすがだなぁ。

縄文時代好きとしては、やっぱり土偶はたまりませんなぁ。縄文時代って実はとても素敵なのよ〜。縄文人は、野蛮人ではないと思うよ〜。文字はないけど、とっても心の豊かな時代だったと思うよ、たぶん。日本の文化の源流だよー、縄文は〜。

BR_GIRLちゃん

咲いてたよ~、たどり着くまでの家々の庭先に赤も白も♪
梅ヶ枝餅、食べたことあるんだね!
ダザイフン(大宰府人・アメリカンみたいなね^^)のソウルフードです。

縄文時代って女性が中心の時代だったんだよね。
だから争いがなかったと。
土偶も、女性が妊娠している姿を作ったんだって。
命を大事にする時代だったんだね。

お久しぶりです。
じつは、昨年9月、福岡出身の志士、
頭山満を調べるために、
生れて初めて福岡に行き、大宰府天満宮にも
お参りしました。
歴史ある、あの街でぢゅんさんは、多感な時期を過ごしたのですね。
九州国立博物館では例のイケメンの仏像を見て悔しいのですが圧倒されてしまいました(笑)。
「今の人間のほうが技術が上のはずなのに、昔の人が作ったものにこんなに魅かれるのは、この“情熱”の違いなのかなと思いました。」
そう思います。
とても及ばないかもしれませんが、
縄文人のようにとらわれをなくし、
原初的なパワーを少しでも多く
宇宙からもらいたい今日この頃です。

百太郎さん

おひさしぶりです!
来られましたか!九州^^。
9月だとまだ暑かったでしょうね。
わたしは久しぶりの九州の夏にくたばっていました。

子どもの頃に育った場所にひさしぶりに行くと思い出が蘇り、前世を思い出すくらい不思議な気分です。

福岡に来ていろんな想いを感じていますが、縄文人パワーにいま出会えて元気をもらいました。

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