福岡大空襲
65年前の今日、福岡大空襲がありました。
福岡は長崎や広島にも近いことから、小学校の頃から戦争に関する授業は多かった気がします。
夏休みも原爆投下の日は登校日になっていて、久しぶりに会う友達とはしゃぐかたわら、戦争のことを考えながら黙祷をささげる時間を過ごしました。
大人になって故郷を離れると6月19日のことは思い出すことがありませんでした。
今年は早い時期からテレビで番組が組まれ、改めて当時の様子を知る時間が持てました。
今では博多最大の繁華街である中洲に流れている川には焼夷弾が突き刺さり、まるでハリネズミの背中のようだったそうです。そんな密度で落とされたら逃げ場はありません。建物の地下に逃げ込んだ人々は熱風により蒸し焼きにされたそうです。
父は生まれる前でしたが、おばあちゃんは空襲のことを話してくれたそうです。
福岡市内からは40kmも離れている田舎で、福岡の空が真っ赤に染まるのが見えたそうです。
文字にするにも恐ろしいようなこの状態を、体験し、語り継ぐ方々が年々少なくなっていくことで、戦争反対への関心が薄れていくことがないように、わたしたちの世代でできることを考えたいと思いました。
戦争の犠牲になったすべての方々のご冥福をお祈りするとともに、幸せな未来を作る意志をお約束したいと思います。
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