六年前・・・
六年前の今日、福岡西方沖地震がありました。
わたしは療養のため実家に帰省していて、地震にあいました。
布団でぐだぐだしていたら、夫から「起きた?」「まだ?」といつになく何度もメールが来ました。
はいはい、起きますよと布団から出て廊下に移動した瞬間、立っていられない揺れが襲いました。
這うようにして居間に行き、父と母と抱き合い、何が起きているのかわからないまま、
あ・・・死ぬんだな・・・。
そう思いました。
怖くなったのは揺れがおさまり、部屋の様子が目に入ってからでした。
わたしが寝ていたまくらの上には重たい石の彫刻が落ちていました。
いま、被災地の方たちは命が助かった喜びをすぎ、悲しみや恐怖や不安が押し寄せるように心に襲い掛かっている時期なのではないかと思います。
いまはかける言葉も見当たらず、ただただ無力を感じます。
でも、ひとつだけ事実を届けたい。
福岡震災で一番被害が大きかった玄界島のみなさんはいま、見事に復興し、そして今日、東北のみなさんのための募金活動をしていました。
人間の力を信じましょう。
ともにがんばりましょう。
明日は来ます。
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