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2013年6月30日 (日)

博多のうどん

福岡はとんこつラーメンと言われていますが、地元の人間は圧倒的にうどん派だということは博多華丸大吉さんたちの東京進出で知られることとなったと思います。
(え!?ちょっとなに言ってるかわからない感じですか(≧∇≦)!?)

とんこつラーメンはたしかに福岡を代表する味ですが、毎日昼食に食べるものではありません。県外からお客さんが来た時に連れて行く感じで、地元民は久しぶりにラーメン行くか~って頻度です。
その点、明太子と似ています。毎朝朝食に出てきたりしません。お土産やお中元など他県の方に向けてのアピール商品な感じです。

それに対して、圧倒的に地元の味、日常の味となるのは“博多うどん”。
初めて食べる人はびっくりされるのですが、まあ~やわい(博多弁)。
こし?なにそれ?ってくらいふにゅふにゅで、噛む前に溶けそうです。
これがあご(トビウオ)やかつおの効いただしを吸って、まあ~うまか!(博多弁)。

で、福岡にはそんな博多うどんの名店がいっぱいあるんですが、そこに少し讃岐の流れを汲んだ博多うどんとして進出してきたのが『資さんうどん(すけさんうどん)』です。
やわやわうどんが主流の福岡、加えてみな自分のお気に入りのお店が決まっている状態に殴り込む資さんうどん。
勝ち目無し・・・。散々だったそうです。

そのとき、社長の奥さんが自分にできることを少しでも!と作り始めたのが


630ぼた餅。

これが大ヒット!“昔ながらの味”“小豆がおいしい”と女性客がうどん屋に足を向けるきっかけになったそうです。

資さんは今ではぼた餅のヒット、メニューの豊富さ、などから福岡うどんを語る上で欠かせない存在となっているというわけです。

行き詰ったときに思わぬ角度から物事を考え、アイデアを実現する。これはなかなか一人でできることではないかもしれません。
自分に新しい風を入れてくれる人がいるかどうかが、苦境を乗り越える方法かもしれません。


さて、でも博多の人間はうどんに厳しい!
私が好きなのはやっぱり『ウエスト』。
麺のやわさといい、だしの香りといい、絶品です。

『ウエスト』のうどん、『牧のうどん』のかしわめし&昆布煮、『因幡うどん』のいも天、『資さんうどん』のぼた餅。
わたしにとっての最強はこんな感じですかね。

福岡にいらっしゃる際の一食はぜひ、うどんを選んで見て下さい^^。





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