蝋色師という仕事
蝋色師(ろいろし)という仕事をご存知ですか?
先日テレビで初めて知りました。
蝋色師とは漆塗りの工芸品の最後の仕上げをする職人さんの事です。
漆を塗った後、磨き上げてピッカピカにするんです。
まるで鏡のように周りの景色を映り込ませるくらいピッカピカに!
そしてその磨き方は・・・手!
鹿の角の粉を振りかけた後、ひたすら手のひらで磨く磨く!
手の温度や湿度が、どんな道具よりも蝋色師の仕事に合っているそうです。
新人のころは摩擦熱で手をやけどすることが何度もあったそう。
転んでも手はつくなと教えられるそうです。
手だけであの輝きを生み出すその技に感動しました。
ということを、iPadの画面の指紋を拭きながら思い出したのでした。
(作業の形がちょっとだけ似てたもんで^^;)
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