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2014年7月17日 (木)

長くなりますが・・・

先週、祖母が亡くなりました。
95歳での旅立ちでした。

私達が小さい時から今の今まで、一番近くで一番長く見守ってくれていた祖母でした。
私達孫の印象はただただ優しく、ひたすらおしゃれできれいな祖母でした。
けれど、昔話を聞くと想像もできない過酷な状況を生き抜いてきた強い人だったことがわかります。

戦時中、祖父と祖母は満州にいました。
突然、祖父は満州から戦地に向かうことになり、赤ちゃんと祖母は異国の地に取り残されました。

ある日、祖父から唐突に靴だけが送られてきたそうです。
不審に思った祖母は靴を分解してみると、中に「この戦争は負ける日本に帰れ」と書いたメモが入っていたそうです。
当時、一家の大黒柱がいない日本人の家は襲われるという状況だったため、祖母は祖父の洗濯物を干し続け、家を守っていたそうです。
帰れと言われても赤ちゃんを連れて、しかも日本人とばれては身の危険さえ感じる道中。
絶体絶命でした。

当時、祖父は大学の先生をしていました。
途方に暮れているとき、家で働いてくれていた中国人や生徒たちが日本行きの船を手配し、守りながら家を脱出し、船に乗せてくれたそうです。
そして戦争がおわり、祖父が日本に帰国。
無事に再会できたとのことでした。

私達の存在はそんな一瞬一瞬を頑張り抜いてくれた先祖のおかげで生まれたのだと、改めて感じました。

別れはつらい。さみしいです。
でも祖母との時間をかみしめる度、その愛情を感じ幸せに思います。
これから、祖母と約束したことを守り、自分の人生を全うする覚悟を新たにしました。



写真は祖母の92歳のお誕生日会のときのものです。

あらためてきれいだな~と心底思います。

最期は家でみんなの中で迎えたいというのは祖母のたっての希望でした。
希望通り、娘や孫たちから届くたくさんの花に埋め尽くされた部屋で、毎日来て下さる介護士さんや看護師さんたちと心を交わし、三人の娘たちに見守られながら旅立つ事が出来ました。


Photo心を寄せて下さった皆様に謹んで御礼申し上げます。717

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コメント

ぢゅんさん
ご愁傷様です。ふと、ぢゅんさん、元気かな?と思っていました。
お母様のお母さんですか?すごく似ていらっしゃる。本当に美人さんですね。
わたしも祖母には本当にいろんな思いがあります。
次世代の子供達のココロに残るようなおばあちゃんに、わたしたちもなれたらよいですね。
おばあさんのご冥福お祈りしています。

Yukarinりん

お言葉ありがとうね。
うん、母の母です。似てるかな?
一番近い関係で過ごしてきたので、思い出がいっぱいあります。
祖母からもらった愛をしっかり受け継いで生きて行こうと思います。

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