入院患者のイメージ
先日、テレビを見ていると外国の病棟の風景が映りました。
外国映画とか見ても思っていたのですが、オシャレですよね~、病室。
そしてにぎやか!
その番組のお部屋も最初、「子供部屋かな?」って思うくらい賑やかに飾り付けられていたのですが、そのお部屋は70代のご婦人の患者さんのお部屋でびっくりしたのです。
そしてそのご婦人はタートルネックのセーターにオシャレなマフラーをしてイヤリングをつけて座ってらっしゃいました。
半月後に亡くなってしまうほど病状はすすんでいたのに。
日本の入院患者はこうはいかない。
わたしは日本の北から南まで、各地で入院しましたが、もうどの病院もドングリの背比べ。
パステルカラーなのか、色落ちしてんのかわからないような色合いのお揃いのパジャマ着せられて。
手には数字が書いてあるタグを付けられて。
自分の私物はベッドの上だけ。
壁は白くて(たいがいシミや傷はある)、カーテンは全員同じ色。
個性なんかありゃしない。
入院した途端、自分を抹消させられるような怖さがある。
これじゃ病気は治らないよね。
日本の医療は高度かもしれないけど、クオリティオブライフの向上は病院の中には望めない。
それはおかしいよね。
病気なんて人生のほんの一部だよ。
その人の人生、人格を根こそぎ奪い取るほどのものじゃない、けっして!
外国の患者さんが「自分らしく」「自分を保ったまま」過ごしているのを見て、改めてそう思いました。先日のお届け。
ペリドットとアメジストを配したサンキャッチャーのこのデザインは『あなたは美しい~パープル癒し~』という作品名です。
発表して以来、コンスタントにご注文を頂きます。
はじめてこのデザインを作ったのは入院患者さんのお見舞い用でした。
殺風景な部屋にキラキラしたものを届けたくて。
太陽の光を身近に感じてほしくて。
病院の外ではオシャレでいろんなことに気を使って美しく輝いてたはずのその生活を、ほんの少しでも取り戻してあげたくて。
“あなたは美しい”
病気にも、環境にも、負けない美しさがある。
その美しさは誰にも、何にも奪われない。
そんな強い想いを込めています。
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