①手術を考えはじめたきっかけ
“人工関節手術への道のり”シリーズ
①手術を考え始めたきっかけ
全身の関節が動かなくなり早6年が過ぎました。
最初の頃は熱も出るし、座る姿勢もできずほぼ寝たきり、全身の痛みがひどく、睡眠も食事もままならない状態でした。
免疫力も落ち、入退院を繰り返していたのが6年前。
少しずつ体力が回復し、ベッドから起き上がれるようになり、椅子に座って過ごせるようになり、外出もできるようになったのが4年前。
弟の結婚話に背中を押され東京行きの飛行機に乗ったのが3年前。
それから一人で飛行機に乗る練習をはじめ、ついにはヘルパーさんをお願いして月に一週間だけ東京生活を送れるようになったのが去年。
という経緯を経て、昨年末あたりから“手術ができないか”ということを考え始めました。
考え始めたら即行動!というのがうちの家族なので、昨年末より手術に向けての検査を始めました。
手術の名前は“人工関節手術”。
動かなくなった関節を削り、人工関節をはめこむという手術です。
想像したらゾッとしますね。
ま、手術は何でもぞっとしますが^^;。
でも調べてみると意外とポピュラーな手術。
ご高齢の方の症例も多いようです。
この手術がわたしに可能かどうか、今の主治医の先生と検討することになりました。
5年前、どうしようもない状態に嫌気がさし、手術はできないか聞いた時は“内臓も機能が低下しているし、筋肉が全くない。この状態で手術しても意味がない”と言われました。
でも今回は主治医の先生もGOサインだせる状態でした。
そうなると希望が膨らむ。
全身の関節が動かないので、“上半身から手術したほうがご飯も食べやすいし、着替えもできるのでは?”と相談。
すると、“やっぱり股関節からだと思う。自分で立って歩けることで生活もほかの関節もがらりと変わると思う。”という主治医のご意見。
なるほど!ということで股関節の検査から始めました。
つづく
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