2009年7月25日 (土)

ほんとうだったよ

myさんから岡田シェフの「料理は空腹時にすることが大事だ」という言葉を教えていただきました。

“食べたい!”という気持ちが何より大事なのかもしれません。
わたしはちょっと“食べなきゃ”という気持ちが強かったのだなと改めて思いました。

で、今日、中川師匠のおにぎりをみて、“これが食べたい!”という気持ちがわきました。
そこで今日は少しお焦げが多くなるように炊いてみよう!そしてすぐおにぎりにしてみよう!そんな気持ちでワクワク炊きました。

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うん!まずまずの出来上がり♪





おこげを探して、おにぎりにつめこんで~、海苔を巻いて~♪

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たはっ
おいしい!

お昼ごはんあとだったのに、一個ぺろりと食べちゃいました。



あ~~、なんかとても幸せな気分でした。

食に対して考えすぎてたとき、robizoさんに“たかがごはん!まずはおいしく楽しく食べる!”と言われた後で、ほんとにその通りだな~と思っていたので、今日素直に
“おいしい”と思えたことがほんとにうれしかったです。

そして、myさんから教えていただいた言葉はほんとうだった!と思いました。

最近、ちょっと料理が義務になってた。
違ったんだね、“食べたい”って気持ちがお腹をすかせ、体を動かし、料理を作るんだったってことを再確認しました。


みなさんのおかげでまた初心に戻れました!
ありがとうございました。

2009年7月16日 (木)

やっちまったな!

ここのところ、昼間はとても蒸し暑かったです。
その上、窓を閉め切ってカセットコンロに火をつけることは、体力消耗になりそうで、夕方過ぎてから玄米炊きの時間になっていました。

そして昨日は、オットも遅いし、夜炊き決定!
で、なんと無謀にも浸水なしでやってみました。
時間がなかったわけではなく、一度やってみたかったのです。
やっちゃだめだと言われていたのに(笑)。
でも、好奇心は抑えられない(爆)。

で、結果、撃沈!
はっはっは!そりゃそうだ!       
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みごとに透明感のないごはんですね~^^;
炊きたてはそれでもなんとかおいしく食べれたのですが、二日目がおいしくない。

かたいことも気になるし、皮が口に残るのも気になる。

一応、習ったエマージェンシー法にのっとったつもりだったのですが、全てにおいて甘かったようです。
条件を厳しくすればするほど、気を入れないとだめなんだな、小さな変化に気をつけないとだめなんだなと改めて思いました。

そして浸水ナシは・・・もうしません(笑)。

でもやってみてよかったです。
パスを頂いたごはんがいかに自分に合っているのか、食べやすかったか、改めてわかりました。

考えたら今までずっと電気で炊いていたごはんをここ6週間ほどはガスとはいえ、火で炊いたごはんなのですよね。
しかもスイッチポン!とは違い、ずっとつきっきりで愛情込めて・・・。
そのエネルギーの違いは大きいですね。
この違いが変化に現れないわけがない!そう思います。

そして体のことだけではなく、自分を取り巻く流れにも変化が現れています。
言葉はおかしいけど、“良い希望、正しい思いなら叶っちゃっていいんだな”そんなことが感じられています。
逆境に対しては立ち向かうくせに、希望を言うことに憶病だった私は、中川式玄米を食べ始めて、少し“幸せになる勇気”を持てるようになった気がしています。

さ!今日もモリモリ食べて、希望を形にしていこう!

2009年7月 9日 (木)

お騒がせヤロウ、現る

今朝はmyさんの「美風さんのブログ見て!」のメールで起きました。

PC開くと「おめでとう!」という件名のメールがいっぱい!
な、なにごと!?と美風さんのブログをみると・・・パスポート取得者発表の記事が。

Ta(20-1)さん

え~~~~!?わたし!?いま!?なんで!?
というのが正直な第一声でした。
だって、「今日は水分量減らしに挑戦してみようかな?中川さん、なんて言うかな?」とか思ってたし。
まだまだ教えていただくことはいっぱいある、と思ってたんです。
それなのに、突然の卒業。
なんか、気持ちが、なんか、・・・ね。

それからmyさんとrobizoさんにメール。
「実感ない!戸惑ってる!この気持ち何?」と。
美風さんにも“なんでなんっすか!?”くらいのテンションでメール。
オットには「なんか違う!想像してた感情と違う!うれしくない!」とギャクギレ。
午前中、荒れまくり(笑)。
オットはそっとリンゴジュースをテーブルに置く(爆)。

そんなわたしにmyさん、robizoさんはお忙しい中、「実感ないよね、わかる」「実力が認められたのよ!」「大丈夫!」「かなりまえにOK出てたと思う。それから条件を変え、回数を重ねパスに至った。すばらしい」と何度にもわたりメールを下さり、励まして(笑)くださいました。

みなさんのお言葉をかみ締めながら少しずつ落ち着いてきた頃、「そうだ!玄米炊こう!」と思ってお米を触るとスーッと熱が引いていくように地に足が着いてきました。
そしたらさっきまでの自分がおかしくておかしくて!
あ~~~~、みなさんの貴重な時間を頂いて、何をしてるんだわたしは!とすぐに謝罪のメール配信。

最後までなんだかお騒がせしてしまい、なんかほんと、申し訳ないです

ほんとはね、想像していたのはね、パスポート取得のなかに自分の番号を見つけたら「やった!!!みなさん、ほんとうにありがとう!!!感謝!感謝!」って大泣きすると思っていたんです。
だけど、こんな大騒ぎになってしまった・・・

で、大騒ぎ後の玄米炊き上がりました。
791_2今まで水分量は130%で炊いていたのですが、今日は初めて120%にしてみました。

どうなんでしょう?

いや、食べておいしい!その感覚があればチャレンジ精神を追求できますね、ひとりでも!

792 光の中で炊いた玄米を食べて、だいぶん落ち着きました。

この一ヶ月でいろんな学びの中、「パスを取った時、言葉にしよう」と思っていたことがあります。

でも!もうちょっと落ち着いてからにしたいと思います。

まずはゆっくり、嬉しさをかみしめて。

ありがとうございました!

2009年7月 4日 (土)

強い味方、参上!

玄米炊き2週間目を過ぎた頃からちょっとずつ気になってきたこと、それは蒸らしの時間の圧が残らないことでした。
ほんとは20分以上残ったほうがいいのに、16分前後を行ったり来たり。
その間いろんなことを試みました。

まず、火加減。
ちょっとずつちょっとずつ上げて、「おいしいと思えるおこげギリギリだな」という火加減で、やっと19分20秒。
20分には届かず。

次に気合。
一発で撃沈。

最後に保温状態の見直し。(「そこ最後かい!by全国の声」)
秋田むそう塾で決まったのは、私の場合新聞紙でくるむ、毛布でくるむというのは力が要るし、アブナイ。
そこで紙袋にストンと鍋を置くのがベストだろうということになりました。
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そしてこのように、洗濯ばさみで上を閉じる。

この方法でおいしいか?と言われると充分美味しかったのだけど、圧は残るか?と言われると16分が限度。

で、次にこの紙袋の底の方に2日分の新聞紙を敷き詰め、底を強化。
それでも、16分前後。

で、紙袋の内側に直接新聞紙を貼り付けてみました。
745まずは夕刊分。
それでも16分30秒。

そして次の日、朝刊分に増やしました。
それでも最高17分30秒。

746 新聞紙にはその日のニュース「大仏もっこり」の写真も笑っていましたが、ご利益無し(笑)。


でも、これ以上新聞紙を増やすと紙袋の口が狭くなってしまい、一人でストン鍋を入れることができなくなりそう・・・。
“どうしようかな~?なにか他に考えようかな~?”というわたしの声が中川さんには
「言うとおりしてるのに圧が残らんやんけ!どうすりゃいいんじゃ!」とギャクギレに聞こえたかどうかはわかりませんが、すぐさま中川さんから強力な助っ人が届きました(笑)。

それがコレ!
742 保温カバー♪

開けた瞬間、かわいい~~~!と思ってしまいました。
なるほど、このドーム型の蓋のおかげでピンに触らず、鍋を包むことができるんですね。

すぐに鍋を入れて出し入れの練習。
紙袋のときは洗濯ばさみを止め終わるまでに1分ちょっとかかっていたのが、意外や意外、このドーム型保温カバーは30秒前後でかぶせることができました。

744 実際、熱いなべを入れてみる。
取っ手の近くになるとジッパーが固くなり閉めることが難しかったので、この日は無理をせず隙間にタオルを巻く。

するとなんと!20分たっても圧が落ちない!
中川さんに「圧が残りすぎてもダメ。バランスが大事。調整しましょう。」とアドバイスを頂いていたので、この日は20分たったところで蓋を開け、その後、一分たって圧が落ちる。
あ~、感動!

そのご飯はこちらでした。
またステージが上がりそうです!
ありがとうございました!

743 そして恒例の保温カバーの命名!
すぐに決まりましたよ。

ドーム型保温カバー・・・そしてドームの蓋(屋根)が開くといえば福岡の「yahooドーム」・・・yahooといえばお笑い好きのわたしとしてはナイツのヤホー調べ・・・ということでこの保温カバーは『ヤホー君』です!

どうぞよろしく(笑)。

注)福岡のyahooドームの屋根はこんな大胆な開き方はしませんのでご了承ください(笑)。


2009年7月 2日 (木)

玄米炊き生活1か月のあゆみ

6月2日にわたしは中川式玄米に出逢いました。
それから一ヶ月、毎日欠かさず玄米を食べました。
今までのわたしからすると大きな変化です。
「玄米を食べなきゃ」から「食べられる」から「食べたい」から「おいしい!」までの道のりがこの一ヶ月にあった気がします。

習って次の日、美風さんからメールを頂きました。
「もし失敗して固いご飯になってしまったら、そのときはごめんなさいして捨てましょう」と。
衝撃でした。
あんなにも食材の命を大事にして、あんなにも丁寧に生きている方からの、思ってもみなかったアドバイス。

わたしの体はそこまで命を粗末にしなければなりたたないものなのかと思いました。
これは一刻も早く、中川式をマスターしなければ!
一刻も早く、何でも消化出来る強靭な肉体をもたなければ!と思いました。

いつも三日坊主のわたしが取り憑かれたように鍋に向かったのは、自分の興味だけではなく、なにか大きなうねりのようなものに導かれた気がします。

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毎回中川さんに送るデーターとご飯の写真、そして中川さんにいただいたアドバイスをプリントアウトして見比べました。

気温や鍋の音はもちろん、この日の気持ちなど、炊飯にどう影響しているのか見極めようと。
でもそれは難しいことでした。

723 一番嬉しかった中川さんのアドバイスはこの日のご飯

“魂のこもった玄米”

この言葉に震えました。

この日のことはデータを見てもあまり思い出せないんです。 
ただ一人で全てができる喜びと開放感の中、炊いたことしか。
大事なのはそういうことかもしれませんね。
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一ヵ月後の今日の炊飯。
あの日のキラキラした空気を思い出しながら、みなさんの想いを感じながら炊きました。

そしてこの一ヶ月間、私自身が玄米を炊き続けられたことの驚きと自信を感じながら炊きました。

カニ穴、いっぱいある♪
うれしいです。

人は変われる。
変われるんです。

この一ヶ月は人生の大きな転機だった気がします。

みなさん、ほんとにほんとにありがとうございました!
さらなる理想を求めて、今日からまたしっかり炊いていきたいと思います^^。

2009年6月23日 (火)

暑さにヤラレて

玄米を炊くとき、毎回テーマを決めています。
「うすこげをいっぱい作ろう!」とか「やさしいご飯にしよう」とか「火加減にメリハリをつけよう」とか。

で、昨日のテーマは「きれいな玄米を食べたい」でした。
たとえて言うなら、山道で出会う岩清水のような・・・。
一口で活力をもらうけど、跡形もなくスーッと体にしみこんでいくような・・・。
そんな“きれいな玄米”。

そのきれいな玄米にするのはどうしたらいいか、考えました。
1、環境をきれいにする
2、一点のごまかしもない行動で炊く
これを心に決めました。

午前中からまず環境を整えます。
お洗濯ものを整理して、モノはあるべきところにしまって、台所も片付け、そして納期のお仕事も仕上げる。
深呼吸して、精神統一。
炊きの作業に入ります。

洗い方も、水の計り方も丁寧に丁寧に、妥協無し。
行動は秒単位で計測し、メモ。
27度の室温で、カセットコンロに火をつけます。

今日は火の前を一歩たりとも動きませんよ~。
だってきれいな玄米炊くんだから!
早くも額に汗がにじみます。

この日は夕方から雨の予報で湿度が高い!
いつも以上に蒸します。
背中を汗が伝います。
でもダイジョウブ。
だってきれいな玄米を炊くんだもん!

やっと火の行程が終わる頃には汗びっしょり。
でも汗をかくのはわたしの仕事でもあるし、座ってるだけで汗かけるんなら願ったり!
だって今日はきれいな玄米たいてるんだし。
(このへんからオカシクなってきましたね^^;)

で、蒸らしの時間。
前日は暑さに負けてここで窓を開けてしまった!
今日は窓を開けずに我慢するぞ!
だって、きれいな玄米のためだもん。
(意識、ちょっと朦朧としてきます)

蒸らしの時間はタイマーとにらめっこ。
一分一分が長い長い~。
でも、ダイジョウブ、今日はこんなに汗も我慢して、顔真っ赤にしてがんばってるんだもん!
圧だって昨日より残るはず・・・
ラルガン 「カチッ!」
ぢゅん 「え~~~~!?うそや~~ん!!もう圧落ちた!?昨日と一分しか変わらんやんけ!なんでやねん!!」
関西弁が出ます。ちなみに関西で暮らしたことは一度もありません。
(思考停止・・・)

意気消沈のまま、蒸らし時間終了。
蓋を開け、おしゃもじをいれると・・・
岩清水のような、どころか・・・
きれいな、どころか・・・
「コレ、今食べると熱出んぞ!!」ってくらい気合入りまくりの根性飯が出来上がっていました。

その時点で窓全開し、ソファに倒れこむこと10分。
よれよれで立ち上がり、玄米投稿を済ませる。
そして遠い目・・・(笑)。

しばらくたってから、リンゴジュースをチューチューすすりながら反省。
「あ~、玄米炊くだけで毎日なんとエキサイティングな・・・チューチュー」
「今日のわたしは絶対、子育て失敗するタイプやな・・・チューチュー」
「これが“からまわり”ってやつやね・・・チューチュー」
そんなわたしをリンゴジュースは優しくクールダウンしてくれました^^。

で、オットが帰宅後、「今日も炊いたの^^?」と言うので、事の次第を話したら、
オット 「それって鍋だけ別の部屋に置けばいいんじゃないの?(ぢゅんは涼しいところにいて)」と一言。
ぢゅん 「!!!」

あ~~、そうか、いやそうかもしれん・・・。
自分まで真っ赤な顔して倒れるまで一緒に蒸される必要はなかった・・・かも。
気合の入れすぎと、暑さで、ノウミソ溶けてた・・・。

今日の空はそんなわたしを哀れんだのか、朝から涼しい風を届けてくれています。
感謝(笑)。

2009年6月18日 (木)

命名♪

うちはモノや植物に名前をつけることが多いです。
とくによく使うものや愛着のあるものは○○ちゃん、○ッチと呼んでいます。
たとえば、ウチの車ですが、愛称は“レガちゃん”、本名は“レガシラ2:50”です(笑)。

で!いまわたしが毎日触っているものといえば、そう、ニューシラルガン。
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この人に名前をつけなければ!
昨日、そう思いつきました。

普段だったら、ニューちゃんとかシーちゃんとかつけそうなところ、鍋にギロッとにらまれた気がしました。

そうです、わたしにとってこの鍋は相棒ではなく、師匠なのです。

だから気軽に○○ちゃんとは呼べない気がしました。

なんとお呼びしようかと思っていたら頭に文字が浮かびました。
“ラルガン”
ラルの部分に人を包み込む優しさが、ガンの部分に成長へ導く強さがある、ような気がしてきました^^。
きっと鍋からのメッセージでしょう。
承りました(笑)。

ぢゅん「ラルガン、今日もよろしくお願いします」
ラルガン「よかろう、やってみるがよい」
みたいな会話をしています(爆)。

6181昨日ははじめてラルガンと1対1で向き合いました。
1~10まで自分でできるという安心感、そして自分のペースを貫けるという開放感の中、ひたすら喜びの中、炊きました。

ラルガンは一度、ふっと目をそらすと「シュ!」と言いました。
ぢゅん「スミマセン」
ラルガン「最後まで気を抜くでない」

一人だけど、一人じゃない。
そして出来上がるまでの間、いろんな方のお顔や言葉が浮かびました。

楽しかったな~。
最後の最後、蓋を開けたときに見えた玄米ご飯は桃源郷のようでした。

昨日のご飯、よかったら見ていただけますか?
こちらです。
Ta(20-1)がわたしです。

今日もラルガンとともに成長への道を一歩進みたいと思います。

2009年6月17日 (水)

またまた上がる♪

昨日、ついにニューシラルガンの蓋を一人で開けることができました!
というか、開ける方法を見つけ出しました。

昨日、myさんが使いやすいカセットコンロを携え、うちに来てくださいました。
「ぢゅんさんのコンロ、火加減が難しそうだったから、気になってたの!」と。
秋田むそう塾の日、自分のお鍋とコンロを持って参加したのですが、myさんのコンロに比べ、わたしのは火を大きくするのも小さくするのもふり幅が狭くて、結局、五徳を使って調整することになりました。
ここ数回、家で玄米を炊くのだけど、あのときの味には到底及ばない。
でも、「まだはじめたばっかりだから」と、わたしはそこで止まっていました。

カセットコンロを新しくする・・・そのことが思いつかなかった。
わたしの心はこんなにも頑なだったかと、改めて思いました。
それと同時に、理想に対してこんなにもまっすぐに柔軟に想いを行動に移すmyさんの姿勢にガツンとやられた気がしました。もちろん、良い意味で!

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こんなに小さくなる火・・・。
見ていて心が穏やかになります。

そして呼応するように静かな吐息を立てる鍋。
聞いていて心が静まります。

この時間が自分を見つめる時間になっています。


そして炊き上がりは。
6173 今までとは明らかに違う炊き上がり。

文句なしの自己ベスト。

オットも「今までで一番おいしいよ。」と言ってくれました。

炊き上がりにすでにペロリと一杯食べてしまったのは(ご飯時でもないのに^^!)、わたしにしてはすごいことでした。

そしてもうひとつ、わたしの心と体をふわっと解放してくれたこと・・・ニューシラルガンの蓋を一人で開けることができました。

ご飯を炊き終えた後、myさんと試行錯誤。
何回もわたしの指を上から押さえてもらって、レバーの感覚をつかもうとするのですが、やはり指の力と角度が保てない。
やはり無理かとあきらめかけたとき、myさんが「ちょっとこれで押してみよう!」と菜ばしを使ってレバーを押してみました。
「下がる!」
でも、わたしは最初それさえもできなくて菜ばしでレバーを押すことを繰り返し練習。

「いった!押せたね!」
確認した後、次はどうやってレバーを押したまま、取っ手をずらすか・・・。
イスに乗せ、イスの背もたれにクッションを置いて、鍋を逆手に置くことをmyさんがみつけてくれました。
でも今度はクッションに取っ手がくいこんで、ずらせない。
だったらいっそ固い背もたれのまま!わ!できた!開いた!ぢゅんさん、やってみて!はい!わあ~!できた!これ、大丈夫かも!キャ~!いける、いける!!
大興奮のゴール!

6172感動でした。
できないこといっぱいあるけど、できるようになること、そしてできる工夫をすること、それが今のわたしをひとつひとつ変えて、強くしてくれています。

一人では決してたどり着けなかったゴール。
体も心も時間も知恵も、全力を使ってサポートしてくれる友の存在の有難さ。
myさんが帰ってもしばらく、感動の波に漂ってかみ締めていました。

生きるってこういうことですね。
なんだかむそう塾で玄米炊きを習ってから、わたし、全力で生きている・・・そんな実感が持てています。
あきらめない、絶対あきらめない、そんな強さが身につきはじめています。

今日の美風さんのブログの記事で美風さんと中川さんとmyさんが、わたしが感じていた以上に、スクラム組んでわたしのサポートをしてくださっていたことを改めて知りました。
ほんとに、なんと言って良いか。
いや、言うだけではダメです、「恩返し」という中川さんの言葉が胸に熱くたぎります。
そう、わたしはいま、美味しい玄米を炊けるようになって、体力をつける、それがみなさんへの恩返し。
そしてその後、できることがまだまだある、やらなければいけないことが!
そう熱く熱く思っています。

玄米を炊く度に生きなおしている・・・そんな気がしています。

2009年6月15日 (月)

玄米、三昧、てんてこ舞い♪

今日、「秋田むそう塾」塾生myさんがパスポートを取得されました!
最初のrobizoさんはたった4回目の投稿で見事合格!
myさんも2週間足らずで合格!
あの日、お二人の日々の生活の仕方、ご飯との向き合い方を見せていただき、心が震えるくらい感動しました。
そして、あのメンバーの中で学べたことを改めて誇りに思います!

じゃあ、あなたは?と言われると・・・えへへ
でもここ1年、ほとんど玄米は食べていなかったのに、6月2日から毎日食べているのは大きな変化です。
それと玄米投稿、正直、始める前はすぐに根を上げるだろうと自分で思っていましたが、コンスタントに続けられています。

でもね、根本的にお二人と違うことに気づきました。
わたしは「美味しい玄米」を炊こうと思っていなかった。
「体に良い玄米」を炊こうとしてた。
もちろんそれは中川式の核の部分ではあるけれど、炊くときの気持ちを込める上では全然違う気がしました。

簡単に言うと、「わあ!美味しい!!」って笑顔になる人はいるけど、「わあ!消化が良い~!!」って笑顔になれる人はなかなかいないと思うんです(笑)。

それにね、robizoさんはご主人様に「美味しい!」って言われて自信をつけたといっていたし、myさんは息子さんに美味しいと言わせたいとがんばってらした。
わたしは自分の体に合うかばかり考えて炊いてた。
だからオットも「今日のはどう?」ってわたしに聞いてくれてた。
独りよがりな玄米炊きだったなって思います。

だからお二人の玄米を見て、「わたしも美味しい玄米を目指そう!」と改めて思いました。

6151
いまなんとうちには4種類の玄米があります。
ありがたや~~。

炊き方にばらつきがあるから食べ比べるほどのことはできないのですが、なんとなく違いはわかってきました。

ちなみに左二つが大潟村。右上が仙北市、下が由利本荘市。

どれも秋田のお米です。
いまのわたしには海抜が低い土地でひろびろとのんびりと育てられたお米が合っているということで、myさんが探してプレゼントしてくださいました。

なんとなくの違いは、本荘のお米はとっても甘かった!
オットも「和菓子の後味みたい」っていうくらい。
炊き立ての一口つまみ食いが、やめられない止まらない状態でした。

大潟村はあっさりとした後味で、主食として飽きのこない感じでした。
もうすこしふっくら炊けるようになるとまた印象が違うのかもしれません。

うちに来てくれたお米さんたち、まだまだ未熟者ですがどうぞよろしくお願いします!!

2009年6月 7日 (日)

美味しいものは美しい

秋田むそう塾でのお料理はどれも眩しいほどに美味しそうでした。
いや、目で食べるってこういうことなのですね。
もちろんお口で食べてもすばらしい!
美しさと美味しさは繋がる・・・そう思いました。

671myさんお手製の糠漬け。
とくにスナップえんどうの糠漬けは絶品でした!
あの歯ごたえといい、さわやかさといい!
あ~、思い出しただけでご飯一膳いけそう^^。
672こちらは中川さんのお料理。
いま秋田で旬のじゅんさいです。
上に浮いているピンクのかわいい丸ちゃんは、『梅玉』といって白玉粉に梅干を混ぜて丸め、さっとゆでたもの。トゥルンとした歯ざわりでおいしい♪
673 こちらも中川さんのお料理、『ふろふき大根』です。
ニューシラルガンを使って驚きの速さで、驚きの美味しさでした!
ミソは季節によって、ゆずみそ、ねぎみそ、ふきみそなどでも合うそう。
う~~、思い出してもおいしい♪

674 そして最後はやっぱり、中川式玄米ご飯。
この輝きに近づきたい!!

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